賃貸住宅市場の動向|家賃や稼働率減、修繕費・広告料のコスト増を前提とした経営へ。

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市場動向・賃貸経営

賃貸住宅市場の動向

全国的な動向

空室率は上昇傾向

今、空室は年々増加しています。2017年には東京都内の賃貸住宅空室率が上昇し、過去2年間で最も高い空室率でした。またその他の主要都市でも上昇傾向にあります。

空室増加の主な原因として、需要と供給のバランスが崩れていることが挙げられます。以下は、全国の借家数及び新設の住宅着工数の推移を示したグラフです。

貸家数と民営借家数の推移 新設住宅着工数

新設住宅着工数のグラフを見ると、新築住宅のうち貸家として供給されるのが43.3万戸です。しかし実際に賃貸住宅を必要としているのは15万世帯であり、需要に対して物件を建てすぎているのが現状です。

また、賃貸用の新築住宅の増加に伴い全体の借家数も増加傾向にあり、賃貸経営の競争が激化していると言えます。実際に、全国の13%のオーナー様は確定申告前の段階で手残りがなく、手持ちの資金から出費しているというデータがあります。

一昔前までは何もしなくても入居者が自然に決まっていたかと思いますが、現在は供給過多の状態です。家賃・設備の見直しやAD(広告料)等の対策の有無で、選ばれる物件・選ばれない物件の二極化が進んでいるのが現状です。

これらの現状を踏まえ、家賃・稼働率の減少、修繕費・AD等コストの増加を前提とした経営へシフトする必要があると言えます。

関東圏の動向

東京・神奈川・埼玉・千葉の関東圏でも、空室率は上昇傾向にあります。

1都3県空室率推移

比較すると埼玉県はやや空室率が高く、周辺エリアより厳しい状況に置かれていると言えます。

越谷市の動向

では越谷市の状況はどうでしょうか。

埼玉県全体と越谷市の空室率

賃貸物件の総室数52,930室に対し、空室数が11,050室なので、空室率は20.9%。

県全体としては賃貸物件の総室数1,120,400室に対し、空室数が210,700室なので、空室率は18.9%です。他県よりも空室率の高い埼玉県よりもさらに高く、越谷市の市場動向は大変厳しい状態であることがわかります。周辺エリア以上に、収入減・コスト増を念頭に置いた賃貸経営を行っていく必要があります。

これからの空室対策 3つのポイント 1.空室対策は予算を決める。 2.競合物件が真似できない方法で差別化する。 3.そして、良いパートナーを見つけること。

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