経年劣化と設備更新|家賃や稼働率減、修繕費・広告料のコスト増を前提とした経営へ。

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市場動向・賃貸経営

経年劣化と設備更新

建物機能とリニューアル効果

設備の機能・要求される水準の推移

これは経年による設備の機能・要求される水準の推移を表したイメージ図です。縦軸が性能を表しており、経年劣化および使用による劣化により設備の機能は低下していきます。また技術は常に進歩していますので、要求される水準は時が経つにつれ上がっていきます。

新築当時の水準があり、使っていくと機能は徐々に下がっていきます。お客様が退去して、クリーニングしてまた使ってと繰り返し、それが限界になると設備のリニューアルが必要になります。

ここで重要なのは、新築当時の水準と同等の設備に交換しても意味がないということです。時代により要求される水準は上がるため、それに合わせた設備への交換が必要です。

一昔前であれば物件にエアコンがついていないのは当たり前でした。入居者の方が買って取り付けるものという認識のオーナー様もおられますが、エアコンつきが当たり前の今となっては大きなマイナスポイントになってしまいます。

特に今の大学生など若い方のご実家は、お風呂は1坪タイプで追い炊き・浴室乾燥機あり、トイレはウォシュレットつきが当たり前という状況です。そのような環境で生活してきて、いざ一人暮らしのために物件探しをするとなったとき、お風呂場は狭く追い炊きもなし、ウォシュレットもついていない物件は選択肢に入らないのではないかと思います。

意識しないと気づきづらいことですが、要求される生活レベルは自然に上昇するものです。 物件の集客力を回復するために、時代に合わせた設備に更新することが重要です。

築古物件の入居者ニーズ

越谷市民営借家築年数

このグラフは、越谷市の民営借家で築年数別の物件数を表すものです。新築の物件がかなり多い現状ではあるものの賃貸物件全体で見ると1990年代の物件が非常に多く、築25年以上の物件が賃貸市場でまだ半数を占めています。築古物件であっても対策を講じ差別化を図れば、物件をお探しの方にとって十分選択肢になるかと思います。

このため空室対策は築年数の古い物件、条件の悪い物件にこそ必要であるとご認識いただけるかと思います。

これからの空室対策 3つのポイント 1.空室対策は予算を決める。 2.競合物件が真似できない方法で差別化する。 3.そして、良いパートナーを見つけること。

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