ホームステージング（商品化）の極意 7つの方法

ホームステージングとは家具や照明、アクセサリーを使い物件をモデルルームのように演出し、成約率向上を図るという手法です。実際に生活した時のイメージがしやすくなることで成約率アップが見込める他、付加価値を与えて物件を「商品化」することで賃料アップにも繋げられます。

お客様に好印象を持っていただくにはフォーカルポイント（目を引くポイント）を作るのが効果的です。このページでは、弊社が実践している7つの方法についてご紹介させて頂きます。

1. ピクチャーレールの活用

   

   ピクチャーレールフック取り付けにより、壁面をキズつけずにアートポスターやお子様の描いたイラストなど何でも飾ることができます。（一度絵を飾ると愛着が湧きませんか？）また、絵を飾ることで細長い空間の間延びを抑止する効果があります。

   自然な形で生活イメージの提案をするには、使い方を明示するのがもっとも効果的です。ピクチャーレールの場合、実際に絵を飾っておくことが重要です。

2. お洒落なアートポスターによる装飾

   

   フォーカルポイントをアートポスターでつくることで、奥行きを感じやすくなります。A2サイズの大き目のポスターなどは印象度が大幅にアップします。

   

   玄関に絵が1枚飾ってあるだけで、印象がまったく異なります。

3. アクセントクロスの複数組み合わせデザイン

   

   アクセントクロスを複数箇所に使用するのも効果的です。ピクチャーレール・アートポスターとの併せ技で印象アップが期待できます。

   どこにどの色を配置するかにより大きく印象が異なることに加え、日当たりや巾木の色との組み合わせなど考慮しなければいけない要素が多いためやればいいという訳ではありません。信頼できる管理会社や不動産会社と相談しながら実施して頂くのがベターかと思います。

4. お部屋に合わせた家具のコーディネート

   

   お部屋に合わせた家具を設置することで、実際に生活した際の具体的なイメージ（家具の配置・サイズ感など）を提示することが可能になります。またお客様の印象に残りやすい効果的な方法ですが、コストがかかりすぎるといった問題点もあります。

   実際にコーディネートを行うのももちろんよい方法ですが、弊社ではコストを抑えたホームステージングとしてCGの活用をおすすめしています。詳しくは別ページでご説明しておりますので、興味がある方はぜひご覧ください。

   • CGの活用事例はこちら
   • モデルルーム事例はこちら

5. アクセサリーや収納棚の設置

   

   入居者が壁に穴を開けたり棚を設置をしたりするのは難しいため、予め取り付けておくと痒いところに手が届く設備として非常に喜ばれます。リフォーム時に施工しておくと併せてPRできるので大きな効果が期待できます。

   • アクセサリー事例はこちら
   • 収納棚の設置事例はこちら

6. インテリアとクロスカラーを調和させる

   

   アクセントクロス同様、組み合わせにより印象が大きく異なります。こちらも不動産店に相談して頂くのがベターです。

7. 清掃や芳香剤で清潔さをアピール

   

   内見の際に「部屋にホコリがある」「不快な匂いがする」といった不潔さを感じさせる点があると、見た目は良くても選んでもらえる物件にはなりません。「物件管理が行き届いている」と感じて頂けるようにするのがポイントです。弊社では以下の取り組みを行っています。

   1. 30日以上の空室には簡易清掃を行う。（拭き掃除や掃き掃除）
   2. 入居前には再クリーニングを行う。
   3. 入居のしおりは新しいものと交換する。
   4. クリーニングと同時にキズのチェックも実施。
   5. クリーニングの完了日は明記しない。（純粋に部屋の状態を見てもらうため）
   6. ブレーカーを落とさず電気・換気扇を使えるようにしておく。（室内換気でカビを抑制するため）
   7. 高級感のある芳香剤を玄関へ置く。
   8. 排水トラップの匂い予防を行う。（封水した上で食品用ラップフィルムで揮発を防止する）

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